生物多様性の勉強をする中で興味深い情報を学んだので今日はそのご紹介をします。
木に住んでいる生物の数の違い
街路樹などで使われるヒマラヤスギ・・・・・20種~30種
広葉樹の代表的なクヌギ・・・300種~600種
虫がいて良いこと
他の生物の食事になること他の生きものが生きている環境が整う。
例えば鳥、シジュウカラは1年で12万匹も虫を食べる。
鳥が生きていける環境が出来れば、鳥は木の実も運ぶので里山に新しい植物が生える。
里山が豊かになり、きれいな水、酸素の供給、災害の防止など人間の生活も豊かになる。
人間の生活においても虫はないがしろにはできないものである。
木を一本切り倒すと起こること
300種から600種の生物が住む場所を失う。
虫を食べる生き物も減ることで里山や自然も元気がなくなってしまう。
生物多様性の循環が滞ってしまう原因にもなる。
しかし資本主義社会が先行し、生物がいなくなるという考え方を捉える人が少ないのが現状で、人間の意向で木が切られてしまう傾向が強い。
虫がいてはいけない文化になったのはいつ?
明治維新以降徹底して近代文化が植え付けられて虫は敵だという思考が多く反映されるようになった。
本来の日本の姿
明治維新以降までは虫や動物と共存する生活を行っていた。
そのため豊かな水源や豊富な食事、豊かな自然が守られて、生物多様性な日本の姿があったといわれている。
小さく私たちができること
むやみに木を切らないことや少し生き物についても考えてみることが大事。
庭からできる生物多様性もある。
木を植えて、鳥たちが来る仕掛けを作ると鳥たちが庭にやってくるようになると自然と里山や山に植物が増えるようになる
例(地域によって違います)
落葉
ケヤキ・コナラ・クヌギ
常緑
イチイ、ヤマモモ、クスノキ