危険な虫ハチ編

自然知識

危険な虫の生態をご紹介するページです。怖いだけが先行していると自然体験をしていて感じた私。

本質を知ると危険なのか危険でないのかがわかります。知って森や里山遊びをしましょう!

今回はハチについてお話します。

●覚えておこう1つ目

危険なハチとそうでないハチがいます。私たちが何もしていなくても攻撃をしてくるハチは子育てをするハチ。自分の子どもを守るために攻撃をする。人間と同じだとまず頭に入れて下さい。

●攻撃してくる危険なハチの種類の代表

たくさんの種類がいますが代表格のみお伝えします。

①スズメバチ

強い攻撃性と毒性があります。強い顎でかみつくこともできるので編みで捕まえても破る可能性もあります。

出典:イラストAC

②アシナガバチ

スズメバチに比べるとおとなしい性格ですが毒性は強いです。

出典:イラストAC

③ミツバチ

スズメバチやアシナガバチに比べると優しい性格です。基本的には自ら攻撃はしてきません。人間が攻撃をしなければ(危害を与える)攻撃しません。また一度刺すとミツバチは体から針は取れてしまいます。

●覚えておこう2つ目

ハチがいたら脅かしたり、追いかけたりしないこと。

だれでもそうですが身の危険を感じたらそれを回避しますね。ハチは刺すことで回避しようとします。
 

●覚えておこう3つ目

ハチの習性を理解して今は危ないのか危なくないのかを知る知らないとでは違います。特にスズメバチやアシナガバチの特徴を抑えていきます。

①木の近くで横に飛んでいるハチ
餌(虫)を見つけているところなので攻撃性は少ないです。攻撃や刺激を与えない限り大丈夫です。

②木の近く又は地面の近くで縦に飛んでいるハチ
縦の動きは巣に出入りしているところになります。その時は非常に危険です。子どもを守るために攻撃してきます。近くにいることだけで攻撃されますのですぐさま逃げましょう。

●覚えておこう4つ目

①慌てないでその場から静かに離れる。

②水で洗い流す。針が残っている場合はピンセットで抜く。

③ポインズンリムーバーなければ口で毒を吸う。口の場合は毒を必ずはくこと

④抗ヒスタミン軟膏などを塗り冷やす。

④20分ほど様子を見る。息苦しさ、冷や汗、めまい、しびれ、嘔吐、蕁麻疹などショック症状が現れたら、一刻も早く救急病院で医師の診察を受ける

・補足情報
ハチは人間にとっては厄介者ですが自然界では重要な役割です。昆虫の中では強い捕食者となります。肉食の捕食者は、他の虫を食べている生きているので他の虫を増やしすぎない役割を担っている。⁽生態系が保たれる⁾人間目線だけでなく、自然の中での役割など考えることが大切だと考えます。
 

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